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こんにちは。
青春時代に追っていた作品たちが次々と完結してしまい、なんだか寂しい気持ちのmiraiです。
本日は、交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューションシリーズ完結編の「EUREKA」を見た感想について触れていきたいと思います。
本記事は、ネタバレが含まれています。ご了承の上閲覧ください。
交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション とは
初めに、交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション について知らない人向けに簡単にご説明したいと思います。
2005年~2006年にかけてTVアニメ「交響詩篇エウレカセブン」が放送されました。
そのリブート作品として制作された作品が 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション シリーズです。
第1部「交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション 1」、第2部「ANEMONE/ 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」、第3部「EUREKA/ 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション 」の3部構成になっています。
昔、放映していた劇場版「交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい」の映像、TVシリーズの名シーンを彷彿とさせる映像が所々にちりばめられており、ファンサービスの多い作品になっていました。
またエウレカセブンシリーズの集大成ともいえる作品で、ファンとしてはとても楽しめる作品だと思います。
しかし、TVシリーズの「 交響詩篇エウレカセブン 」と比べてしまうと、TVシリーズで感じた映像やキャラクターたちの熱量がなんだか物足りないように感じました。
尺が足りなかったのか、思い出補正でそう感じるのか、何とも言えないこの感じ。
これから、EUREKAを見る予定の方は、ハイエボリューションシリーズと過去作の 交響詩篇エウレカセブン とでは別のものと思って見ることをお勧めします。
ではなぜ別物と思って見たほうが良いのか、という理由を書いていこうと思います。
ここからは、個人的な解釈になると思いますがお付き合いください。
ハイエボシリーズのおさらいですが、ハイエボ1にてTVシリーズで描かれなかったファースト・サマー・オブ・ラブの映像化やTVシリーズの総集編のような展開がありました。
そして劇場版「ANEMONE」では、どのような手を尽くしてもレントンが亡くなってしまうという事実をエウレカから告げられます。
しかし、TVシリーズではそのようなシーンはなく、レントンが亡くなったと思われる描写は劇場版 交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい で描かれていました。
ここで既にハイエボシリーズとTVシリーズとでは、大きく設定が異なることが分かるかと思います。
ANEMONEを見た人の中には、「えっ!?交響詩篇エウレカセブン (TVシリーズ)ってエウレカが作り出したハッピーエンドの夢の世界で幻想だったの??」と思った方も居るかもしれませんが、TVシリーズではレントンは生存しているため、ANEMONEでエウレカから告げられた内容は、ハイエボ1のことだと思われます。
もしTVシリーズ「交響詩篇エウレカセブン 」の続き物として、ハイエボ1やANEMONEを見た場合、上記の理由から矛盾が生じてしまいます。
また、 交響詩篇エウレカセブン の映像が度々使用されていることにより、一見繋がりがあるように思いますが、TVシリーズの続き説は考えにくいと思われます。
よって、ハイエボシリーズは3部構成された、またちょっと違うエウレカセブンなんだと思いました笑
最近EUREKAの記事についてアクセスが増えたため、上記の内容について補足したいと思います。
- EUREKAはTVシリーズ交響詩篇エウレカセブンと繋がっているのか。
- 過去作を彷彿とさせる描写(ファンサービス)は多いが、TVシリーズの続きとは考えにくい。
- TVシリーズの続きではない。と思う理由はなんですか?
- 劇場版ANEMONEにて、エウレカよりレントンが亡くなる事実を告げられるため。レントンが亡くなったと思われる描写は「劇場版 交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい」という旧劇場版で描かれているからです。
- TVシリーズはエウレカの幻想で、ハイエボが現実なのでは?
- 可能性は0ではないと思いますが、そう考えてしまうとエウレカセブンAOのお話は一体なんだったのか…。となってしまうので、考えにくいです。
また、ANEMONEでレントンが亡くなると話していたが、ラストで生存確認されていて、EUREKAにて感動の再開を果たしているため。